帰路(やや地理オタク向け)

善光寺から長野駅は歩いてもそんなに距離はないので、帰りは散歩。
せっかくなので、ジオコーダー作成者にはおなじみの長野県庁周辺を通ってみたかった、というのもあります。

ここでも屋外にある住所表示版とか探してみたんですが良いのは見つからず。ていうか正直言うと寒過ぎてあんまり頑張って探せなかった。県庁に張ってた公告で勘弁して。

このあたりの地名表記がどう変態的混乱してるかはぱっと見わかりづらいと思うのですが…説明面倒だし興味ない人多いだろうからWikipedia南長野に丸投げ。
長野駅の近くまで戻ってきたら、高野山謡曲*1でおなじみの「刈萱山 西光寺」にも立ち寄った。ちっさいお寺だけど刈萱親子の墓とかもあり面白いんでお薦め。しかしこっから高野山なんて、現在の特急電車で帰っても移動に丸1日かかる。長野から高野山よりずっと手前の奈良に電車乗って変えるだけでもけっこうぐったりなのに、昔の人はよく徒歩で行き来したもんだわ。

*1:そういえば以前日記に書いた当麻寺と「死者の書」も阿弥陀如来の来迎をモチーフにしたお話でした。寺社の縁起なんかを読むにも、当時の一般常識であるモチーフ、たとえば役行者とか西行とか坂上田村麻呂とかのファンタジーなお話を知ってることが前提だったりするわけで、そういう類の歴史の授業では教えてくれない話を知るのにも謡曲おすすめ