奈良盆地は非常にため池の多いところです。さらに郡山は金魚養殖がさかんなんで、地図を見ると小さい水域がいっぱいあって、地図のビジュアル的に特徴的な見た目になってます。

そういうわけで、奈良県民の目にも普通の農業用貯水池か金魚池にも見えるこれ、実は郡山城の外堀跡です。お城の天主台からも結構離れていますし石垣もないので、堀とは気づかない人が多いんじゃないでしょうか。

お堀のネットフェンスに布団干したりしてます。古い土地で土地の記憶を継承しつつ現代の生活を送ってるところを見るのはけっこう好きです。なんとなく廃線跡などを見るときにも似た楽しさをおぼえます。