門(の跡)

県道9号が外堀を分断してしまってるこの交差点付近には、昔、鍛冶町大門という大きい門と番所があったそうです。

今はなにも残ってませんが、かつてはここで人とか牛とかの往来を監視してたらしい。

享保9年(1725年)の地図をみると、門の前は外堀でがっちり囲まれてて、北側には石垣も築かれてたような表現になってます*1。この門、明治初期まで残ってたとのことですが、今は石垣跡すらありません。

ここまで、こんなふうに歩いてます。

青い矢印は県道9号に沿ってます。矢印先端の信号が鍛冶大門のあたり。その北の「A」のL字形のブロックは上の古地図だと鍛冶大門北側のL字型の堀にあたります。布団干してる写真のとこです。「B」のブロックも堀跡です。うっそうとした堀の写真のとこです。Google Mapsはもうちょっと堀をわかりやすくできないんだろうか。
ちなみにMapionだとこう。

くどくど説明しなくても古地図との対応すぐわかるな。特に、荒井酒店付近の町境界線のカーブが秀逸。

「とんまさ」の「と」の字も出ないまま続く...

*1:スキャナもってないので地図はデジカメで撮った。汚くてごめん。以下地図はぜんぶデジカメ取り込み