川をせきとめる?

奈良と大阪の県境付近、大和川が大阪に流れ出す場所である亀の瀬付近は地盤が弱く、昔からずーっと治水工事してます。奈良湖は亀の瀬のがけ崩れで水がせき止められてできたに違いないと適当に断定して、ここをせき止めてダム化してしまいましょう。
・・・と思って亀の瀬付近をよく見てみると、

予想に反してすでに奈良湖が閉じたポリゴンになっちゃってます。*1

奈良県側の水位をあげたんで、大阪側の大和川とより深くつながったデータになってると思ったんですが。ふしぎ!*2
とりあえず奈良湖のデータを調べるには大阪側の大和川の切れはしは邪魔なんで、ここも消しておきます。前回に太子道をつくった同じやりかたでも消せますが、ピクセルのエディットではなく単にポリゴンでクリッピングするだけなら専用の関数があります。

UPDATE [テーブル] SET rast = ST_Clip(rast, ST_GeomFromText('POLYGON*3', 4326), false);

これは簡単で良かったー。

*1:奈良湖が消失するために必要な亀の瀬の谷の地形変化はほんのわずかで充分ってことなんですかね。

*2:測量は専門外なので標高データの作り方知らないんで、なんでこうなるんかマジでわかんない。そのすぐ上流が水深19mもあるように見えるけど、19mっていったら東大寺の仁王様(各8.4m)の阿形と吽形と二段重ねにしたより深いですよ。ここそんな淵じゃないから。たぶん亀の背の標高がデータ上あがりすぎなんだとおもう。メッシュのサンプリングがでかいから?誰か知ってたら教えて!

*3: 135.6767 34.68, 135.6767 34.51, 135.8400 34.51, 135.8400 34.68, 135.6767 34.68