坂の上の楠

大職冠の坂の上は、郡山市街で一番の高台です。ここのてっぺんに巨大な楠が立っててます。あたりの木のうちでこの一本だけが極端にでかいので数キロ離れた先からもよく見えます。

樹齢数百年の古木なんですが、昭和になってから交通量の多い道路ができ、今ではアスファルトの穴から幹が生えてるようなかわいそうな状態になってしまってます。鶴岡八幡宮の大銀杏のようなことになる予感が。
ところで郡山はまもなくお城祭り(≒桜祭り)です。郡山の石垣の上は桜の木がいっぱい植わっててそれは華やかなんですが、明治頃までは石垣や堀の土塁の上にはたくさんの松の大木などあったらしいですが、この数十年で大木はみんな枯れてしまったようです。

昔の郡山の面影を伝える古木はずっと残っててほしいです。