言霊

はてなの「おとなり日記」に出てる日記をなにげに見に行ったら興味深い話書いてた。
http://d.hatena.ne.jp/tonmanaangler/20100227/1267240807
http://d.hatena.ne.jp/tonmanaangler/20100303/1267584653
昔はわざと子供にうんこくさい名前つけたらしいですね。「屎子(くそこ)」とか「屎麿(くそまろ)」とか。うんこの言霊パワーで魔物が避けてくれるって寸法。悪魔ちゃんとか命名しちゃう親は古の伝統に則ったのかも(ねえよ)。
言霊ってのは、耳から言葉による刺激(たとえば「うんこ」と聞く)だけで脳がそれを見たり触れたりしたときと似た状態になり、実際にそのもの(うんこ)がなくてもそれを見たり紅茶に浸して食べたりしたときの感覚が思い出される不思議な感覚を、昔の人はきっと魂や霊で説明しようとしたものなんではないでしょうか。
今は脳のしくみがわかってきてるので魂とかで説明不要ですが、不快な言葉を想起することにより実際に不快な気分になるという現象は今も昔も変わらないのでやっぱりレストランに「人糞食堂」とかいう名前をつけるのは適切でないと思います。