最後に基本的な使い勝手

やはりHTC、字面上のスペックは以前使ってた東芝X01Tとかと大差ありませんが細かい使い勝手はX05HTがはるかに上。
たとえばWindowsMobileはプログラムのクローズボタンやスクロールバー、スタートボタンが画面の端にあるためX01Tみたいに画面のふちが高いと非常に操作しづらい。X05HTはふちなし画面なのでスクロールなどが非常に快適。音量ボタンの配置もX01Tと違い電話を持ちながら操作しやすい位置にある。また、X01Tに搭載されていたAccess製の糞メーラが廃止されてArcSoft製のちょっとましなメーラーが載ってるのが嬉しい。最高です。
評判の悪い点としては、ネット上では左右キーが入りにくいという話をきくが、たしかにこれはスイッチの実装位置を理解してないと力の入れ方がよくわからないかもしれない。

赤いしるしを打ったあたりにタクトスイッチが入ってる。日経エレクトロニクス*1の12/1号にTouch Diamondのバラし記事が載ってて、そこでセンサの構造とか解説されてた*2。たとえば右タクトスイッチはカーソル右と終話ボタンと戻るボタンの3つのボタンをひとつで担当してる。左右キーを押す場合は上下キーよりだいぶ外側を押すと問題ないっす。

*1:あきらかにデバイス開発者むけ雑誌なので、純粋にソフト専門の人にはあまり読むところないように見えるかもしれないが、実はほぼ毎回話題のガジェットを分解して解説するコーナーがある。物欲大王にはこたえられない雑誌だったりする。

*2:記事の解説内容は「傾き検出を併用してタクトスイッチを減らしてるのでは?」と書いてるが、画面下部の丸ボタン部周辺も静電容量方式っぽいタッチセンスが実装されてるからそいつと併用してるんかも