はくそ47

今年は泊まりスキーの予定はないので行ってないですが白馬のスキー場は楽しいです。中でも滑ってる時間以外の満足感が高くて女の子*1にもお勧めなのは白馬47でしょう。GoogleMapsでみてみるとこんな感じ。

『HAKUBA47 WINTER SPORTS PRAK』? よく見ると実にはくそっぽい名前にされてますが*2大丈夫でしょうか。
Google Earthではこう。

まんま八方のゲレンデから見た雰囲気。こいつは楽しい。キャプションは『HAKUBA47ウインタースポーツパーク』全角カタカナ改行なしです。ポイント位置はどうみても駐車場のところ*3ですね。たまたま私の手元にあった数年前のゼンリンデータでもポイント位置は同じですが、テキストは『白馬47\nウインタースポーツパーク』と、漢字半角カナ改行ありになっていますた。

*1:まあ私はデブキモヲタなのでいっしょに行く女の子なんていないわけで岩岳にでも行ってろって感じなんですが。

*2:これを言いたかった。今日のエントリのメインテーマ。

*3:近畿を代表するがっかりスキー場にびわこバレイというのがります。ここは雪があるのが山頂付近の少しだけなため琵琶湖畔から山頂までの長いゴンドラでゲレンデに上がります。雪がないので下山コースとかもありません。これをGoogleMapsで見ると面白くて、ゲレンデとはかけはなれた琵琶湖畔のゴンドラ乗り場駐車場付近にスキー場シンボルのポイント座標を置いてます。ゼンリンのポリシーとしては意図してカーナビ的に正しいところにシンボルを置くみたいなのでデータとしては間違っちゃいません。

地図は表現が勝負

最近話題のヤフーが、最近話題のアルプス社のデータを使って出してる地図ではこういう見た目。

ラベルは『HAKUBA47ウインタースポーツパーク』。等高線のおかげで地形がよくわかり、GoogleMapsよりも紙地図的な見やすいビジュアルです。シンボルの位置もゲレンデ的に自然な場所になってます。ヤフー地図のステキさが出てるのをもう一枚。

ホテルのラベルも縦書きとかで位置調整してる。交差点名は足を出して処理。紙地図的でじつに素晴らしい。
ちなみにMicrosoftLive Search Mapsだとこう

建物形状あり、建物立体感ありで、字面上のスペックは上なんだけど、うーむ。

GIS的には

Yahooのホテル付近の例みたいな凝ったラベル位置調整を、汎用的なデータ(ラベルの表示位置を調整するような属性がほとんど入ってないもの)から、それらしく自動生成できるようなアルゴリズムとか暇ができたら考えてみよう*1。あと建物形状の中に表札を(計算で)綺麗に収めるようなアルゴリズムとか。そういうのの需要がある代表はやっぱり日本のような気がする。
たとえば顧客データを住所ジオコードして地図上に表示したいので地図を買うとする。住宅地図は高くて買えないので、もうちょっと安いがビルの建物形状だけはあるような地図データを買った場合、顧客名ラベルがビル形状の中に(住宅地図的に)おさまってくれるとうれしいと思う人もいるかと思う。

*1:暇なんてできる見込みがないので口先だけともいう