ここからど素人タイム

以下、ITSの研究者とかはとっくに考えてる内容と思うけど、ど素人の思いつきなんで事実誤認とかがあったらごめん。
WBS*1とか見てると自動車の側での安全性担保はいろいろ実用化が進んでるようだが、インフラ側にも工夫の余地があると思う。たとえばさきほどのセニアカーの例なら、

  1. セニアカーは車道を走ってもまあいい。でも逆走は不可。
  2. できれば幹線道路より並行する裏通りを通ったほうがいい。
  3. セニアカーは階段や歩道の段差、幅1m以下の柵はとおれない。
  4. 放置自転車などで機能してない歩道などは通れない。っていうようなことが考えられる。

1番目の項目については、セニアカーがアラートやサジェストをするようにすればいいのだが、そのために測位デバイスをつけるとしてもGPSでは車線まで特定できるまでの精度は(現状)出ない。そもそもビル陰や山影では無力なので、どこでも1m以内の精度の測位が出来るデバイスを付ける必要がある。GPSの電波を拾って高精度の時刻と緯度経度をブロードキャストするデバイスVICSのビーコンのような密度で設置して、この電波を三角測量したら高精度の位置情報がわかるんじゃね?と思うがどうだろう。固定局なんでかなり高精度な時刻を流せると思う。価格的にも、親局との通信路も要らないし工夫次第で台湾製安パーツで組めると思うのでVICS局よりはかなり安く設置できると思うんだが。
2番目3番目については、よくある概算の道路幅だけがわかる地図データではなく、バリアフリーを想定した地図データが必要かと思う。車椅子とかのデータとも共用できるような気がする。確実に需要はあるが営利ベースには乗らない気もするのでこういうのは国がお金を出すべきだと思う(どっかの省庁が出してるかも?)。
4番目は、自転車が放置されそうな場所などに安価なセンサーを置いて自動で道路の死活状況を更新するようなサービスが別途あればいいのではと思う。
どれを整備するにも、局地的にはそんなにお金がかからないと思うのでオープンソースコミュニティみたいな草の根的な活動でなんとかする方法はないのかと思ったりも。

*1:ワークブレークダウンなんとかでなく、テレビ番組のほう