日本経緯度原点

さて、水準原点から2km弱、東京タワーを目指して歩いていきますと麻布のロシア大使館のあたりに出ます。周辺には何人も警官が立ってますのできょどらないように注意しつつ堂々と大使館裏手にまわりますと、ありました。

最初目の前まで来てたんですが入り口がわからなかったので警備員さんに聞きました。おもに山系の三角点マニアとかの人が訪れる場所と予想してたので「このあたりに一等三角点あると思うのですが」と聞いてみたのですが「???」でした。「経緯度原点...」と聞きなおすと無事教えていただくことができました。見通しのよい小高い丘の上でなかなかいい気分です。さすが三角点。

名称が「緯度経度原点」ではなく「経緯度原点」であることもなかなか興味深いところです。写真の台湾製GPSの表示はLAT-LON順なんですよ。
ところでここは国交省の狸穴分室前ですが、狸穴坂の方からはアプローチできません。

大阪の場合は町名の由来を書いた石碑が建ってましたが、東京の場合は坂の名前と由来を書いた木の柱がいたるところに建ってます。東京都がどういう経緯でこういう事業をやっているのかs(略。*1
経緯度原点をみたついでに近くの東京タワーへ。50kWの電波を浴びに行ってみたんですけど、送信設備の見学はできないようだったので上らずに帰ってきました。見せてくれたっていいのによー。ゆんゆん!

*1:東京は起伏が多くて散歩が楽しいですね。武蔵野台地と比べて大阪の上町台地は規模も小さく起伏もゆるやかなので散歩er的な魅力があるところは少ないですね。