長江行き土俵船の乗船ガイド

まず外灘の黄浦江沿いにある切符売り場で「吴淞口」行きのチケットを買う。中国語がわからないふりすれば乗り場まで連行してくれる。土俵に上ったらすぐに清めの塩をまくことを忘れてはいけない。船上で楽しい&快適な場所は後部デッキ以外ありえません。デッキはあまり広くなく、デッキ用のパイプ椅子は数が少ないので、早めに乗船してベストポジションを確保しましょう。
出発したらすぐに駄菓子が配られる。ネットで見れる旅行記で「変な記念品くれる」と書いてる人がいるけど、今は記念品の代わりに山査子餅とかねちょねちょしたピーナツとかの詰め合わせが貰えます。記念品よりははるかにいいけどビールのおつまみにするにはどれも甘々なんで、おつまみは持参したほうがいいでしょう。
そうこうしてるうちに船は出発してずんずん北へ。

川に潜水艦はありなのか?黄浦江って深いんだな。

造船所でガスタンカー建造中。近いよ、全景写せねえよ。

長江から対岸を望む。っていうか陸地がみえねえ。どう考えても泳いで渡るのは無理。川の恐ろしさをなめてましたごめんなさい。
長江付近までいくとさすがに空気も多少きれいな感じがします。船は長江で折り返して、往路より3km/hほどスピードアップして上海に帰ります。川のドブ臭さをビールの酔いで麻痺させつつ、のんびりと黄浦江の景色を眺めたり緯度経度を見てニヤニヤしてれば3時間はあっという間。寝たり退屈する暇はないです。mjd。